今年2019年4月28日、「超歌舞伎」を初体験してきました! 「超歌舞伎」、ご存知でしょうか? 「ニコニコ超会議」で開催されるイベントのひとつで、ボーカロイドの超人気キャラクター・初音ミク嬢と、歌舞伎役者・中村獅童丈によって演じられる、最新CGデジタ…
ついに平成が終わり、令和になりました。というわけで、しばらく放置状態になっていたブログを、再開させようと思っています。 ここ数日、平成の明仁天皇(本日からは明仁上皇)関連の番組が連日放送されていましたが、私はそうした番組を横目で見ながら、こ…
春のお知らせです! 今年2019年も、早稲田大学オープンカレッジで講座を開催します! 今年は、「江戸時代キモノ」基本中の基本を、参加しやすい4回講座にコンパクトに凝縮しました! 4つの女性像「花魁」「芸者」「娘」「妻」それぞれのキモノファッションに…
今年は桜の開花が早いですね! というわけで、春のお知らせです。 今年2018年も、早稲田大学オープンカレッジで講座を開催します! 今年の企画はなんと、「泉鏡花とキモノ」ですよ〜〜〜! 鏡花ファンの皆様、近代文学ファンの皆様、鏡花読んだことないよー…
昨日12/5発売の「サンデー毎日」(12/17号)に、拙文「映画で堪能すべき女優たちの「日本の美」 若尾文子、究極のキモノ美人」を寄稿しております。若尾文子さんの「奥さんキャラ」と「キモノ」の関係について、なんと、3ページも書かせていただきました! …
「戦争映画=反戦映画」という刷り込み、ありませんか? 前回、映画『ダンケルク』について書きました。 www.nagi-ijima.com この、映画『ダンケルク』について、「戦争がちゃんと描かれていない」「人間ドラマがない」と感じる人もいるそうで、それは何故だ…
映画『ダンケルク』を見てきました。とても面白かったので、久しぶりに映画について書きます。 『ダンケルク』は、戦争映画ではなく、パニック映画である 『ダンケルク』(dunkirk)は、第二次世界大戦中にフランスの港町ダンケルクで起きた戦いを描いている…
さわやかな日が続く秋こそ、「キモノの季節」ですね。 というわけで、秋のキモノを楽しむのにピッタリ!な講座のお知らせです。春に引き続き、今秋も、早稲田大学オープンカレッジにて講座をおこないます! 春講座の続編ですが、今回からのご参加でも大丈夫…
お知らせです。8月と9月に、講座「名作映画に学ぶ日本文化とキモノファッション」を行います。 今回は、場所がスペシャルなんです! なんと、フランク・ロイド・ライト設計による、大正時代の近代建築「自由学園 明日館」(重要文化財)で行います! みなさ…
好きな人を好きだと気づくのって、実はちょっと難しいことだと思いませんか? 「なんだか気になる」「いつの間にか探してしまう」「いつも必ず見てしまう」という過程を経て、「あれ、私、好き?」「いや、別に好きってわけじゃないんだけど…」とか自分で言…
今さらですが、あえて今、「着付けに必要なもの」について書いてみたいと思います! というのも先日、とある場所で、早稲田大オープンカレッジ講座に参加してくださった方にバッタリお会いしまして。お茶でも飲みましょうよ〜とお誘いしてお話してたら、その…
「月影屋」という唯一無二の浴衣ジャンルを切り開き、ブランド創立15年以上経っても「月影屋」の前にも後ろにも誰もいない…という、真夜中の月明かり道をひた走る「月影屋」のオーナーデザイナー重田なつき氏を、ご存知でしょうか? あ、ご存知ですよね(笑…
まだまだ寒い日が続きますが、もう春ですねぇ。 というわけで、春のお知らせです。去年に引き続き、今年も4月から、早稲田大学オープンカレッジにて講座をおこないます! 人物像で読み解く「江戸キモノファッション文化史」Ⅰ 〜花魁、太夫から、町娘、お姫様…
先月(1月)、新橋演舞場で猿之助の舞踊『黒塚』に泣き、つい先日は、シネマ歌舞伎で玉様の『阿古屋』に感動し、「ああ。踊りって、歌舞伎って、いいなぁ!」と感じる新年。まぁ、年末も充分、「踊りって、歌舞伎って、いいなぁ!」と一人でわめいてたんで…
2017年新年早々、旧サイト「色気と超人」から、コチラにお引っ越ししました。名付けて、「井嶋ナギの日本文化ノート」です。実は、旧サイト「色気と超人」はwordpress で地道に作っていたのですが、正直言って、wordpressのメンテナンスなど少々重荷になって…
先日、今月の歌舞伎座が素晴らしすぎた〜!という記事を書きましたが(→「踊りを「体感する」ということ。 〜『京鹿子娘五人道成寺』『二人椀久』in 歌舞伎座」)、昨日、ふたたび同じ踊りを見てきました! 今回は「一幕見席」で。そう、前回の記事で、最後…
今月12月の歌舞伎座の初日に行ってきました! で…これは…ちょっと…素晴らしすぎて…興奮のあまり、久しぶりにブログを書きます。 『娘道成寺』と『二人椀久』を、 人間国宝・玉三郎丈が踊る! 今月12月の歌舞伎座は、「第一部」「第二部」「第三部」の3部制。…
お知らせです! キモノ雑誌『KIMONO姫』最新号(No.14)にて、エッセイ「日本の美しい、魔法の呪文」を寄稿させていただいております! 『KIMONO姫』最新号のテーマは、メイドインジャパン編! ということで、「日本の美についてなにか!」と編集長様におっ…
第8回 下北沢映画祭にて、トークゲストとして参加することになりました。ぜひぜひ、いらっしゃってくださいませ♪ 第8回 下北沢映画祭 「映画が繋ぐ、着物との縁。」 日時:10/9(日)13:30〜(開場13:15) 場所:しもきた空間リバティ 世田谷区北沢2-11-3 イ…
お知らせです。春に引き続き、10月から、早稲田大学オープンカレッジにて講座をおこないます…! 人物像で読み解く「キモノファッション文化史」Ⅱ 〜 芸者、御殿女中から、江戸の色男、近代のモダンガールまで〜 【日程】10/01(土)、10/15(土)、10/22(土)、11…
お知らせです。去年に引き続き、今年も4月から、早稲田大学オープンカレッジにて講座をおこないます…! 人物像で読み解く「キモノファッション文化史」Ⅰ 〜花魁、太夫から、町娘、お姫様に悪婆まで〜 【日程】4/16(土)、4/23(土)、5/07(土)、5/21(土)、6/04(…
その1とその2で、飛田新地の遊廓建築「鯛よし百番」について書きました。今回の目的は、大正期の遊廓建築を見ることだったので、飛田についてあまり書きませんでしたが、最後に、飛田新地の歴史についても書いておきたいと思います。 (上画像は、「通天閣…
前記事に引き続き、飛田新地の「鯛よし百番」について。 2階、各部屋のようす この日は、私たちのほかにも、予約がたくさん入っていたようで、あちこちの部屋で宴会が行われていました。私が入った部屋の隣では、息子の結婚を祝う親戚たちの宴会をしていたよ…
去年の2015年12月に、大坂・飛田新地にある「鯛よし百番」に行って来ました! 以前からずっと行ってみたいと思っていたお店でした。なぜなら、ここは、大正時代に建てられた妓楼建築が、そのまま残されている貴重なお店だから。もちろん、現在は遊女屋ではな…
前回と前々回に引き続き、任侠映画とヤクザと博奕について。 893の謎 ところで、「やくざ」という呼称自体、賭場で生まれたものだというのを知っていますか? 「893」という数字の組み合わせは、博奕で最も弱くてダメな数字の並び、なのです。そこから、…
前回の記事「早稲田大学オープンカレッジ講座「名作映画に描かれた日本の美と享楽の世界」レポートです。 〜任侠映画講座、開催しました!」に引き続き、東映任侠映画について、です。 緋牡丹お竜・藤純子の、華麗なる「手本引き」シーン! 前回、博奕の華と…
昨年は、春・夏・秋と、早稲田大学エクステンションセンターにて連続で講座をおこなった一年でした。今年も、春・秋に講座を行う予定です! …というわけで、新年早々、去年を振り返りつつ今年を見据えるという意味で、昨年の講座のレポートを書きたいと思い…
昨年は、春・夏・秋と、早稲田大学エクステンションセンターにて連続で講座をおこなった一年でした。今年も、春・秋に講座を行う予定です! …というわけで、新年早々、去年を振り返りつつ今年を見据えるという意味で、昨年の講座のレポートを書きたいと思い…
昨年は、春・夏・秋と、早稲田大学エクステンションセンターにて連続で講座をおこなった一年でした。今年も、春・秋に講座を行う予定です! …というわけで、新年早々、去年を振り返りつつ今年を見据えるという意味で、昨年の講座のレポートを書きたいと思い…
浮世絵としての肉筆画とは? 新年早々、上野の森美術館にて「肉筆浮世絵展」を見てきました! 唐突ですが、「えっ、肉? ニク?!」と思った方、いませんか? 今回、いろいろなところで、「肉筆浮世絵」「肉筆浮世絵」と何の説明もなく宣伝されていますが、…