文学
ついに平成が終わり、令和になりました。というわけで、しばらく放置状態になっていたブログを、再開させようと思っています。 ここ数日、平成の明仁天皇(本日からは明仁上皇)関連の番組が連日放送されていましたが、私はそうした番組を横目で見ながら、こ…
昨年は、春・夏・秋と、早稲田大学エクステンションセンターにて連続で講座をおこなった一年でした。今年も、春・秋に講座を行う予定です! …というわけで、新年早々、去年を振り返りつつ今年を見据えるという意味で、昨年の講座のレポートを書きたいと思い…
お知らせです。春に引き続き、夏も早稲田大学オープンカレッジにて講座を行います! 「魅惑の都市・大江戸の食と娯楽」という、全5回のオムニバス講座のなかの、1回を担当します。 (下画像は、マイコレクションの『春色梅児誉美』全12冊。約180年前の和本…
お知らせです。春に引き続き、秋(9〜11月)も、早稲田大学オープンカレッジで講座をおこないます。タイトルは、「着物で読み解く名作日本文学 〜夏目漱石から、泉鏡花に永井荷風、有吉佐和子まで」です。ぜひぜひ、お気軽にご参加くださいませ♪ 「着物で読…
久しぶりすぎる更新で、いつのまにか2013年になってしまいました。ボーっとしているうちに年があけて、雪まで降って、スーパーの入口には「バレンタインコーナー」まで設置されている、そんな焦燥感うっすら漂う1月なかばの、冬。 そんな冬にピッタリの本が…
日本を知るための100冊シリーズ、第3回目で止まってしまっておりましたが、居ても立ってもいられないほど面白い本を読んだので、久しぶりに第4冊目ということで書きたいと思います。『ヒタメン 三島由紀夫が女に逢う時…』(岩下尚史/著 雄山閣)、昨年末に出…
一週間ほど前に発売された、島本理生さんの『あなたの呼吸が止まるまで』(新潮文庫)の巻末の解説を書かせていただきました。 『あなたの呼吸が止まるまで』の主人公は、12歳の少女、朔(さく)。自由に生きる舞踏家の父と2人で暮らしている朔は、学校では…