映画
昨日12/5発売の「サンデー毎日」(12/17号)に、拙文「映画で堪能すべき女優たちの「日本の美」 若尾文子、究極のキモノ美人」を寄稿しております。若尾文子さんの「奥さんキャラ」と「キモノ」の関係について、なんと、3ページも書かせていただきました! …
「戦争映画=反戦映画」という刷り込み、ありませんか? 前回、映画『ダンケルク』について書きました。 www.nagi-ijima.com この、映画『ダンケルク』について、「戦争がちゃんと描かれていない」「人間ドラマがない」と感じる人もいるそうで、それは何故だ…
映画『ダンケルク』を見てきました。とても面白かったので、久しぶりに映画について書きます。 『ダンケルク』は、戦争映画ではなく、パニック映画である 『ダンケルク』(dunkirk)は、第二次世界大戦中にフランスの港町ダンケルクで起きた戦いを描いている…
お知らせです。8月と9月に、講座「名作映画に学ぶ日本文化とキモノファッション」を行います。 今回は、場所がスペシャルなんです! なんと、フランク・ロイド・ライト設計による、大正時代の近代建築「自由学園 明日館」(重要文化財)で行います! みなさ…
第8回 下北沢映画祭にて、トークゲストとして参加することになりました。ぜひぜひ、いらっしゃってくださいませ♪ 第8回 下北沢映画祭 「映画が繋ぐ、着物との縁。」 日時:10/9(日)13:30〜(開場13:15) 場所:しもきた空間リバティ 世田谷区北沢2-11-3 イ…
前回と前々回に引き続き、任侠映画とヤクザと博奕について。 893の謎 ところで、「やくざ」という呼称自体、賭場で生まれたものだというのを知っていますか? 「893」という数字の組み合わせは、博奕で最も弱くてダメな数字の並び、なのです。そこから、…
前回の記事「早稲田大学オープンカレッジ講座「名作映画に描かれた日本の美と享楽の世界」レポートです。 〜任侠映画講座、開催しました!」に引き続き、東映任侠映画について、です。 緋牡丹お竜・藤純子の、華麗なる「手本引き」シーン! 前回、博奕の華と…
昨年は、春・夏・秋と、早稲田大学エクステンションセンターにて連続で講座をおこなった一年でした。今年も、春・秋に講座を行う予定です! …というわけで、新年早々、去年を振り返りつつ今年を見据えるという意味で、昨年の講座のレポートを書きたいと思い…
お知らせです! 没後30年に合わせて発売された『女優 夏目雅子』(キネマ旬報社)に、エッセイ「いかにして彼女は、自らを転生させたか? 清楚と色気のキモノ女優考」を寄稿しております。 「清楚と色気のキモノ女優考」…というタイトルで、夏目雅子とキモノ…
お知らせです。春・夏に引き続き、秋も早稲田大学オープンカレッジにて講座を行います! 題して、 「名作映画に描かれた日本の美と享楽の世界 〜歌舞伎、浮世絵から、任侠、花柳界、戦前モダン文化まで」 今回の秋講座のテーマは、日本映画 × 日本文化、です…
梅雨ですね。…と書きつつも、前置きナシにお知らせです! 現在発売中の「キネマ旬報」(2015年6月下旬号 No.1690)若尾文子さま特集にて、若尾文子作品におけるキモノについて寄稿しております。 6/27(土)から開催される「若尾文子映画祭 青春」に合わせて…
先週から全国公開されている映画『小さいおうち』のパンフレットに、寄稿させていただきました。タイトルは「女性とお洒落の密やかな関係 〜『小さいおうち』の装いのこと」。昭和初期のキモノについて書いています。 『小さいおうち』は、以前から中島京子…
太地喜和子が「大人向け」である理由 今月のはじめから神保町シアターで「太地喜和子」特集がはじまっていますが、今年でちょうど没後20年なんですね。 1992年10月13日、太地喜和子が48歳で亡くなった(飲み屋のママが運転する車が海に転落、同乗者は助かっ…
ここ数ヶ月ずっと気になっていたドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』(原題『INTO ETERNITY』/2009年/マイケル・マドセン監督)を、遅ればせながら見てきました。 フィンランド南部のオルキルオト島(Olkiluoto Island)に建設中の、世界初の高レベル…