井嶋ナギの日本文化ノート

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「KIMONO姫」No.14に、泉鏡花についてのエッセイを寄稿しております。


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お知らせです!

キモノ雑誌『KIMONO姫』最新号(No.14)にて、エッセイ「日本の美しい、魔法の呪文」を寄稿させていただいております!
 

KIMONO姫』最新号のテーマは、メイドインジャパン編! ということで、「日本の美についてなにか!」と編集長様におっしゃっていただき、思いついたのが、泉鏡花の美しい文章でした。鏡花の文章はどれも本当に、宝石をちりばめたように美しいのですが、なかでも美しくてすこし怖い、そして、キモノやファッション描写もたっぷりある『眉かくしの霊』を例にとりあげてみました。

日本に生まれて、日本で育って、日本語で生きてきて、よかった

と思わずにいられない、そんな体験についてのお話です。ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです!


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それにしても、『KIMONO姫』今号も、可愛いキモノコーディネートがてんこ盛りです♪

個人的には、巻頭グラビアでモデルちゃんが着ていた「MODERN ANNTENA のジャージ風ツーラインの無地キモノに、ゴールドのリーボックの厚底スニーカー」というスポーティなコーディネートが、かなり好み! あれ、カワイイな〜。

実は私、ジャージというものが、素材も、形も、大好きです。体操着みたいなスタイル、たまりません。ブルゾンとかスカジャンみたいな形のアウターも好きすぎて、同じ形のものばっかりいくつ買ってんだよ、っていう…(あの、たまに、普段着で会うと「えっ…なんか…イメージ違う」とか言われてしまうことがあるのですが、キモノのほうが私にとっては「特別」でして…)。

あと、桜井日奈子ちゃんが「キモノ×エプロン×たすき掛けで、お掃除コス」をしているページがあるのですが。あまりに可愛くて、しばし、ジーーーッと眺めてしまいましたね…。一体、何が違うんだろう?と思って(笑)。美少女って、すごいな…。






それと、泉鏡花関連・出版関連にかこつけて、もうひとつお知らせを。

2013年に、泉鏡花の『雪柳』という作品についてのエッセイを寄稿させていただいた、『冬の本 』(夏葉社)という本が、先日、増刷されたとのことです! この本、84人によるオススメの「冬の本」についてのエッセイを集めた、とても贅沢でカワイイ本なんです。

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しかも、書き手のラインナップを見てビックリですよ、山田太一、角田光代、又吉直樹、片岡義男、池内紀、木内昇、と、ビックネームがズラリ(敬称略)。なぜ私がそこに入っているのか、、はい、自分で思ってます…。

とにかく、ちょうど今の季節にピッタリです! ぜひ、ご覧くださいませ。





—— 関連記事 ——


■「『冬の本』(夏葉社)が出版されました。もしくは、衝撃的な読書体験について。

■ 2014年におこなった、"日本文学に描かれたキモノ"を探る講座について
早稲田大学オープンカレッジ「着物で読み解く名作日本文学 〜夏目漱石から、泉鏡花に永井荷風、有吉佐和子まで」のお知らせ

■ 「中目黒KAPUKI制作「かぷき本」のお知らせです。

■ 「「キネマ旬報」にて、若尾文子作品のキモノについて書いております。

■ 「キネマ旬報社刊『女優 夏目雅子』に寄稿しております。もしくは、『鬼龍院花子の生涯』を見よ!!!!




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