井嶋ナギの日本文化ノート

井嶋ナギ の日本文化ノート

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9/10・11 山形県「広重美術館」「清風荘」でトークイベントを行います。


震災で中止になっていた山形でのトークイベントが(→過去のお知らせはコチラ)、9月に開催されることになりました! お近くの方も、遠くの方も、ぜひ遊びにいらしてくださいね!


【 井嶋ナギトーク「ファッションとしてのモダンキモノ史」 at 清風荘 &山形市キモノさんぽ&昼食会 】

日時: 9/10(土) 10:30~14:30
場所: 「清風荘」→山形市さんぽ→「紅の蔵
費用: 一般3,500円 高校生まで2,500円 (トークショウ&昼食会の費用です)
主催: 「井嶋ナギきものイベント実行委員会」


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10:30~12:00 井嶋ナギトーク 「ファッションとしてのモダンキモノ史」 at 清風荘
■ 山形市もみじ公園にある国の登録有形文化財「清風荘」にて、きものトークイベントを行います。
■ 明治時代以降、欧米文化が日本に入ってきたことにより、キモノは大きく変化しました。
そんな明治・大正・昭和にかけての近代(modern)においてキモノがどのようにファッションとして変化してきたかについて
さまざまな資料を見ながらお話したいと思っています。

12:00~13:30 きもの散歩 in 山形市

13:30~14:30 昼食会 at 紅の蔵
■ 山形市「紅の蔵」にある、クラシックな“蔵”レストランで、昼食会が行われます。
■ 江戸時代に、紅花商人として財をなした豪商・長谷川家
(→山形銀行を共同経営)の旧家屋および土蔵5棟を改築し、商業施設に再生したのが「紅の蔵」だそうです!

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 もみじ公園内「清風荘」             「紅の蔵」



【 井嶋ナギトーク 「江戸女・着物ファッションの法則」 at 広重美術館 】
    日時:9/11(日) 14:00~16:00
    場所:山形県天童市「広重美術館
    費用:一般2,000円(着物の方は1,500円)、高校生まで1,000円(美術館入場料を含)
    主催:「井嶋ナギきものイベント実行委員会」


今現在、私たちが教えられるキモノのルールは、実は戦後(1970年前後)に決められたもの。着物が日常着だった江戸時代にさかのぼってみれば、年齢・身分・職業などによって、キモノのルールはさまざまに多様化していたのです。そんな江戸女のキモノファッションの法則を知れば、今のキモノライフがもっと楽しくなること間違いなし。さらに、浮世絵や歌舞伎、時代映画への理解もグッと深まります!


ところで、歌川(安藤)広重といえば、江戸で活躍した浮世絵師。なのに、なぜ山形県天童市に広重美術館があるんだろう? そう思う方もいらっしゃるでしょう。実は、広重と天童市にはふか~い関係があったのです! これについてのエピソードがとても面白いので、以前書いたコチラのページをぜひご覧ください!

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  左:天童市「広重美術館」   右:広重『今様弁天尽くし』
(注:広重『今様弁天尽くし』は、当美術館にあるものではありません。ちなみに、この美人画がとても好きで拙書 『色っぽいキモノ』 P70でも使用させていただきました。)



そのほか、サイン会やお食事会も開催してくださるとのことです・・! よろしかったら、こちらもぜひいらしてくださいませ。
■ お食事会
 日時:9/9(金) 19:00~21:00
 場所:山形駅前「和(ナギ)」  費用:4,000円
■ 井嶋ナギ著『色っぽいキモノ』 サイン会
 日時:9/10(土) 16:30~17:30
 場所:七日町御殿堰「結城屋」前
■ "蔵”レストランでのお食事&ワインパーティー
 日時:9/10(土) 18:00~20:00
 場所:七日町御殿堰「classic caffe
 費用:5,000円(食事&フリードリンク)



f:id:nagi0_0:20161223222026j:plainそれから、9/9(金) 16:00~16:30 のあいだの10分間ほど、「FM76.2MHz ラジオ・モンスター」に出演させていただけることになりました! 放送地域は、山形県の山形市、上山市、天童市、東根市、寒河江市、山辺町、中山町、河北町、西川町などだそうです。もしお住まいの方がいらっしゃいましたら、ぜひ聞いてみてくださいね。




以上、すべてのイベントのお問い合わせ・お申し込みは、以下までお願いいたします。
  「井嶋ナギきものイベント実行委員会」 鈴木
    e-mal: kimono_noah@hotmail.co.jp
    TEL/FAX: 023-633-9902
    携帯電話: 090-6227-7944



これらのイベントは、実は4月に開催される予定だったのですが(→「4/16・17 「広重美術館」「きものDEやまがた」でトークイベントを行います。そして、山形観光の楽しみについて。」)、3・11の震災の影響で中止になってしまっておりました。ところが、「あとりえのあ」の鈴木ゆかりさんが、「井嶋ナギきものイベント実行委員会」を立ち上げご尽力くださったことにより、9月に開催できることとなりました! 本当にありがとうございます。また、以下の多くの方々にもご協力いただくこととなり、感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼を申し上げます。

【主催】
井嶋ナギきものイベント実行委員会 
【後援】
山形県、山形市、山形新聞・山形放送、朝日新聞山形総局、毎日新聞山形支局、読売新聞山形支局、産経新聞社山形支局、河北新報社、(株)荘内日報社、(株)繊研新聞、(株)山形テレビ、(株)テレビユー山形、(株)さくらんぼテレビジョン、(株)エフエム山形、VigoFM78.8MHz、山形コミュニティ放送(株)
【協力】
(株)小いけ、花柳衛優舞踏研究所、きもの日和実行委員会、きものりさいくる工房五箇谷、きもの草、キもの好きだモノ店初屋、佐藤仁重―女性だけの写真教室、東北芸術工科大学・着物好き一同、山形市市民活動支援センター、山形県書店商業組合 他
【スポンサー】
JTB広重美術館広重美術館1F ばれん古内和傘店、渡豊工房、布施弥七京染店手描友禅 金田京染店布四季庵呉服のささき古布の店 円阿弥2きんらんどんす、山川しみぬき店、しみぬき処 絹、趣味のキモノと本格着付け 和塾、きもの櫻井 や和らぎ庵お稽古塾みやび、竹田和裁研究所、Hair with Water、小料理 和(なぎ)、純米酒専門 六根浄



そんなわけで、山形でキモノトークイベントを2回行うことになり、今からワクワクしています。2日連続で同じような話をしてもつまらないので、1日目は明治大正昭和にかけての近代(modern)のキモノについて、2日目は江戸時代のキモノについて、お話することにしました。思えば、高校生の時に近代文学(泉鏡花や永井荷風など)を読みあさってキモノや日本文化にあこがれ、大学生になって更にその源流を知りたくて江戸文学(鶴屋南北や為永春水など)を専攻してさらに日本文化にはまっていった私にとって、ある意味で自分の歴史?をたどるようなイベントになりそうで、個人的にもとても楽しみです。お近くの方も、遠くの方も、関東の方も、ぜひ、この機会に山形に遊びにきてくださいね・・!



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