来る6月26日(日)、アサヒビール「すみだ川アートプロジェクト2011」において、給湯流茶道 presents 「黒光りアサイン茶会」でトークイベントを行うことになりました!
かつて、お金持ちの奥さまが独占していた着物コンツェルンを解体!?
組織の数だけ多様化していた、
江戸時代OLたちの多彩なファッションライフをリサーチ!
「着物って、ガチガチにルールがあってつまらない・・・」と感じたことありませんか? 実は、今の着物のルールは、着物が日常着じゃなくなってしまった昭和期に、お金持ちの奥さまのお稽古事&礼装用に再構築されたもの。江戸時代に遡ってみれば、武士、商人、町娘、奥女中、花魁、芸者・・・と、職種&組織の数だけ着物ルールがあったのです!そんな昔の多種多彩な着物ライフを知って、改めて日本文化の豊かさを噛みしめてみませんか?
日程: 6/26(日)
時間: open18:00、start18:30~20:00(予定)
費用: 無料
予約: 不要
会場: 「アサヒ・アートスクエア」
(東京都墨田区吾妻橋1-23-1 「スーパードライホール」4F)
詳細: こちら
会場は、なんと、浅草の隅田川のほとりにある、あのフィリップ・スタルク設計アサヒビール「スーパードライホール」! あのゴールドのオブジェが「金の炎(flamme d'or)」という名称であり、あのビルが「スーパードライホール」という名称であることを、今回初めて知りました。今まで大変失礼な呼び方をしておりましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
さて、今回のトークイベントは、「給湯流(きゅうとうりゅう)」の家元(仮)さまよりお声をかけていただき、給湯流による「アサヒビール 黒光りアサイン茶会」内イベントとして開催させていただくことになりました。「給湯流(きゅうとうりゅう)」とは、現代のサムライであるサラリーマンやOLに茶の湯を開放し、「給湯室で茶会を!」をテーマに掲げる、最先端茶の湯ムーヴメント。→詳しくは、「給湯流茶道とは」をご覧ください!
さらに、このイベントはアサヒビールのメセナ事業「すみだ川アートプロジェクト2011」の一環で行われます。給湯流家元(仮)さまによると、1989年バブル絶頂期に、超有名デザイナーであるフィリップ・スタルクによって設計されたアサヒビール「スーパードライホール」の中は、かなりヤバイそうです(笑)! 給湯流家元(仮)さまいわく、「フィリップ・スタルク氏デザインによる黒光り給湯室にて茶会を開催することで、バブル天下人・豊臣秀吉の金ピカ茶室の精神を受け継ぎたい」とのこと。わ、わたしも黒光り茶会に参加したい!!のですが、私は、家元(仮)さまが給湯室でお茶を点てていらっしゃる間、ビル4Fの「アサヒアートスクエア」でトークを行う予定です。
トークの内容は、江戸時代OL(&サラリーマン)ファッションライフについて。実は、昔は、今のようにキモノのルールが1つしかなかったわけじゃないんですよね。職種や組織、身分や既婚・未婚によって、キモノのルールはそれぞれ多様化し細分化されていたのです! このことを知るだけでも、今のキモノ・ルールに対する過度の恐れや闇雲な順法などから開放され、自由なキモノライフが送れるのではないか、と。そんな話をしたいと思っております。
ちなみに、2011年のアサヒビール「すみだ川アートプロジェクト2011」は、「江戸時代天明期に活躍した狂歌師・大田南畝(おおたなんぽ)のように隅田川で遊ぼう!」がテーマだそうで、4F「アートスクエア」会場には広いお座敷、船宿、湯屋の二階、料亭などが再現されるのだとか!! どんな会場になるのか、今からとても楽しみです!
というわけで、皆さまご一緒にお茶orビールを飲みながら、江戸でバブルな一夜を楽しみましょう!!
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