井嶋ナギの日本文化ノート

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芸術と技術について、マジメに考えてみた。

先月(1月)、新橋演舞場で猿之助の舞踊『黒塚』に泣き、つい先日は、シネマ歌舞伎で玉様の『阿古屋』に感動し、「ああ。踊りって、歌舞伎って、いいなぁ!」と感じる新年。まぁ、年末も充分、「踊りって、歌舞伎って、いいなぁ!」と一人でわめいてたんで…

「肉筆浮世絵展」に行ってきました。 〜英泉のアバズレ美と、表装の美。

浮世絵としての肉筆画とは? 新年早々、上野の森美術館にて「肉筆浮世絵展」を見てきました! 唐突ですが、「えっ、肉? ニク?!」と思った方、いませんか? 今回、いろいろなところで、「肉筆浮世絵」「肉筆浮世絵」と何の説明もなく宣伝されていますが、…

【日本を知るための100冊】007:飯島虚心『葛飾北斎伝』 〜北斎の強烈すぎる自負心と、そのエピソードについて。

引き続き、北斎ネタです。前回の「北斎80歳代の超人ぶりについて。〜長野県小布施にて、北斎の肉筆画を見た記。」でも紹介しましたが、日本で初めての北斎研究書とも言える、飯島虚心『葛飾北斎伝』という本には、北斎の面白エピソードがたくさん! ただ、か…

北斎80歳代の超人ぶりについて。 〜長野県小布施にて、北斎の肉筆画を見た記。

先日、わりと真面目な美術番組を見ていたら、「世界三大名画」というフレーズをやたらと連呼していて(ナレーションはキャナメこと要潤氏)、思わず吹き出してしまったのですが、何ですか?「世界三大名画」って(笑)。もちろん、「モナリザ」も「夜警」も…

【日本を知るための100冊】006:高遠弘美『七世竹本住大夫 限りなき藝の道』  〜年齢を重ねることで到達できる領域について。

日本の伝統芸能を知ることで、何か得したことはありますか? という質問をもしされたとしたら、たぶん私はこう答えると思います。それは、 「年齢を重ねることによって人は衰えるのではなく、年齢を重ねることによってさらに素晴らしい存在になれる」 という…

上村松園の描くキモノは意外と「粋」好み? 〜長野市「水野美術館」にて。

先日から書いていますが、先日、長野にプチ旅行に行ってきました。 今回は須坂と小布施に行くのが目的だったので、長野市内は特に見るつもりはなかったのです。が! 長野駅のインフォメーションセンターを覗くと、あらっ! ステキすぎるチラシが…! 「水野美…

9/2 三溪園でのチャリティイベント「伝統文化の持つ力」のお知らせ。もしくは、近代の「数寄者」について。

初秋イベントのお知らせです! 9/2(日)、横浜の三溪園にて、「東日本大震災 復興支援ワークショプ 『伝統文化の持つ力』」が開催されます。 このイベントは、国指定名勝「三溪園」の一角にある、横浜市指定有形文化財建築「鶴翔閣」にて、さまざまな伝統文…

【日本を知るための100冊】003:折口信夫『日本藝能史六講』 ~鎮魂と快楽の足拍子について。

歌舞伎とか日本舞踊とか能とか狂言とか、そういった日本伝統芸能に対して、「何百年も昔からある古いものだから価値があるのはわかるけど、でも今のワレワレが見てもあんまり面白くないよね?」という思い込み、ないでしょうか? 確かに、「あんまり面白くな…

【日本を知るための100冊】 001:岡本太郎『日本の伝統』 ~日本人として日本の伝統にどう向き合えばいいのか?について。

唐突に始めることにした、「日本を知るための100冊」 (企画意図についてはこちらをご覧ください)。最初の1冊目は、岡本太郎の『日本の伝統』(知恵の森文庫)です。 しょっぱなから私事で恐縮ですが、キモノやら歌舞伎やら江戸文学やら・・・ということば…

岡本太郎『明日の神話』原発描き足し事件について。

昨日、渋谷駅(JR渋谷駅&井の頭線渋谷駅をむすぶマークシティ内通路)にある岡本太郎の作品『明日の神話』に、福島原発が描き足される、という出来事がありました。朝からtwitterでちらほら情報がまわっていて、画像コラージュかな?と思ってたら、@monomiy…




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