井嶋ナギの日本文化ノート

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春講座:早稲田大学オープンカレッジ「歌舞伎で読み解く着物ファッション 〜花魁、芸者から御殿女中、町娘に悪婆まで」のお知らせ


お知らせです。去年(春・秋)に引き続き、今年も、早稲田大学オープンカレッジにて講座をおこないます! 春の講座は、「歌舞伎で読み解く着物ファッション 〜花魁、芸者から御殿女中、町娘に悪婆まで」。ぜひお気軽にご参加くださいませ♪ 


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歌舞伎で読み解く着物ファッション
   〜花魁、芸者から御殿女中、町娘に悪婆まで


【日程】4/11(土), 4/25(土), 5/09(土), 5/23(土), 6/06(土)
【時間】13:00~14:30(90分)
【場所】中野校キャンパス →MAP
    (JR中央線・総武線、東京メトロ東西線 「中野駅」徒歩10分)

【講義概要】
着物が日常着だった江戸時代、人々の装いというものは、身分・職業・年齢などによって細かく決められていました。そんな江戸期の代表的芸能である「歌舞伎」の衣裳には、当時の人々の「装いに対する美意識や決まり事」が如実に反映されています。
そこで、歌舞伎の登場人物たち(花魁、芸者、御殿女中、お姫様など)の実例を、DVD映像などで鑑賞しつつ、江戸時代の「着物のルール」「歴史」を楽しく学んでいこう、というのが本講座の主旨です。
さらに、江戸時代の和本、浮世絵、日本舞踊映像など、さまざまな資料を用いて多角的にアプローチしていく予定です。もちろん、「歌舞伎」初心者の方も学べる内容にしたいと思っています。
(★2014年度春学期講座と一部重複する内容です)

【各回の講義予定】
4/11  花魁、太夫
4/25  芸者
5/09  御殿女中
5/23  娘(町娘、お嬢様、お姫様)
6/06  年増(悪婆、女房、妾)

【受講費】
「早稲田大学オープンカレッジ」会員の方 11,826円
「早稲田大学オープンカレッジ」会員ではない方(ビジター) 13,608円

★「早稲田大学オープンカレッジ」会員について
・会員の有効期限は、入会年度を含めて4年度間(3月末日まで)
・入会金8,000円
・入会金6,000円の特例あり(早稲田大学卒業生、早稲田大学在学生父母、東京都新宿区・中央区・中野区に在住・在勤の場合ほか)
・会員にならずにビジターとしての受講も可能です
・詳細はコチラ

【申込受付】一般・ビジターは、3/10(火) より受付開始
【申込方法】Web、Tel、Fax、各校事務所窓口
・詳細はコチラ




というわけで、今回の講座は、待望の(?)「キモノ✕歌舞伎」がテーマです!!!

歌舞伎、好きですか? 私は大好きです! 大学の卒論は鶴屋南北と忠臣蔵で、その後すこしブランクはありますが、最近はほぼ毎月の歌舞伎座通い、家では(松竹)衛星劇場を流しまくり、日本舞踊の稽古に週2回通い、最近では布団に入ってからヒツジを数える…のではなく長唄や清元を頭のなかで流すことで熟睡、というノリに…。私も海老蔵に生まれてきたかったです(笑)!

そんな歌舞伎とキモノは、切っても切れない関係にあります。歌舞伎は江戸時代に成立した娯楽ですから、登場人物はほぼ全員キモノを着ているんですよ!! って、あたり前ですが(笑)。だからこそ、そこには、「江戸時代のキモノのルールや美意識」がニョジツに現われていると思うのです。

これは以前から言っていることなのですが、私は、キモノをより知るためには、「着る人」について知ることがとても大切だと考えています。なぜなら、キモノは身分社会のなかで発展してきた服飾文化なので、「身分や職業や性別や年齢や境遇」といった条件によっては、キモノの内容が大きく異なってしまうから、で。それは良い悪いではなく、事実そうだったのだからしょうがありません。「江戸後期の、お金持ちの商家の、未婚の、娘さん」というような情報が与えられて、初めてそのキモノの内容が明らかになるのです。

そんなわけなので、あくまでも私のやり方ですが、キモノについて語るに際しては、常々「着る人=キャラクター」を具体的に設定することを主眼にしてきました。昨年の講座では、「人物像(キャラクター)」を設定したり、「名作日本文学」の登場人物をネタにしたりしてきましたが、今年はいよいよ「歌舞伎」の登場人物たちをネタにしよう!と。歌舞伎が好きすぎて、おそれ多すぎて、今まで思いつきませんでした(笑)。

内容としては、昨年の春講座と重複する部分もあるかと思います。が、今回は、秘蔵の歌舞伎映像などもたっぷりお見せしつつ、歌舞伎や日本舞踊や江戸文化などの小ネタもまぜつつ、「歌舞伎の魅力」を味わいながら「江戸時代のキモノ文化」を学べる、一石二鳥な(?)講座にできたらと思っています! もちろん「歌舞伎を見たこともない」という方でも大歓迎です♪ 「キモノっていいよねー 歌舞伎っていいよねー 江戸文化っていいよねー」という気持ちになれる土曜日のお昼タイムを、皆さんと過ごせたら嬉しいです…!






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