井嶋ナギの日本文化ノート

サンデー毎日12/17号に、「若尾文子、究極のキモノ美人」を寄稿しております。


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昨日12/5発売の「サンデー毎日」(12/17号)に、拙文「映画で堪能すべき女優たちの「日本の美」 若尾文子、究極のキモノ美人」を寄稿しております。若尾文子さんの「奥さんキャラ」と「キモノ」の関係について、なんと、3ページも書かせていただきました!


しかも、「キモノ美女を観るための 名作映画ベスト5」リスト付き。選択基準は、「キモノ美女を堪能できる」作品で、かつ「映画としても面白い傑作」であることをポイントに、5作品5女優をセレクトしてみました。どんなリストになっているか、ぜひ誌面をご覧いたけたらと思うのですが、、そのなかでもひとつだけご紹介したいと思います!

それは、太地喜和子の、代表作。そう、私がブログで何度も熱く熱く熱く語ってきた、傑作コメディ映画『喜劇 女の泣きどころ』(1975年 瀬川昌治監督)です!

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この映画に登場する太地喜和子は陽気なストリッパーなのですが、彼女のキモノ姿と言ったら、キモノのルールを全く無視したゴテゴテの洋風アレンジの着こなしで、可笑しいやら、可愛いやら。キモノルールそっちのけで、キモノに、巨大イヤリングとか、サングラスとか、ファーストールとか、クラッチバッグとか、個人的に大好物のアイテムが満載。

とにかく太地喜和子が魅力的でオシャレだし、物語も素晴らしいし、笑えて泣けるし。私は「映画はとにかく脚本次第」だと思っていますが、この映画は脚本が、なによりも素晴らしい。脚本を自ら執筆された、瀬川監督ならではの素晴らしい傑作なんですよ。

ところが、この作品、VHS化もDVD化もされていないというヒドい仕打ち…。瀬川昌治監督に、「太地喜和子のストリッパーシリーズ、ぜひDVD化してほしいんです!」と言ったら、「(松竹が)出してくれればいいんだけどねぇ」とニコッとされたのを思い出します(今思えば、失礼な質問だったかもと…)。そんな私に、このシリーズの作品をDVDに焼いて渡してくださった、優しい監督は昨年お亡くなりになりました。こんな傑作を埋もれさせておくのは、もったいなすぎる! 松竹さま、ぜひぜひ、DVD化をお願いします!!! という願いを込めて、今回リストに入れました。

また、この時期のセクシーで明るくて可愛い太地喜和子のキモノ姿を楽しみたい方は、『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976年 山田洋次監督)もオススメです! リストには入れられなかったのですが、この作品での太地喜和子は片田舎の陽気な芸者役で、これまた魅力たっぷり。しかも、寅さんシリーズ随一の、素晴らしい傑作。私はこの作品を観るといつも泣いてしまいますよ…(笑)。


ちなみにですが、「サンデー毎日」って、最も古い週刊誌なんだそうですね(大正11年創刊)。私にとってサンデー毎日と言えば、中野翠さんですが! 高校時代からずっとファンでしたから! しかも、「サンデー毎日」には泉鏡花も何度も書いているんですよね〜。特に、個人的にフェイバリットな小品『鷭狩』は、「サンデー毎日」(大正12年)に掲載されたものですが、この『鷭狩』とという作品ときたら、なんと、オチが、平成の傑作『アウトレイジ・ビヨンド』だとは、ギャー、まさか、そんなことになるとは思いもよらなかったよーッ! な、トンデモない怪作で…(と、話が尽きないのでここで終わり)。


というわけですが、「サンデー毎日」は週刊なので、お早めに(すぐ無くなってしまうので)。ぜひご覧いただけたら嬉しいです!



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